09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2014.05.17 (Sat)

要請 「貧乏人から死んで逝け」-Hell in the mind.

数日前の『ミヤネ屋』で『美味しんぼ』問題を取り上げていたのだが、VTR でもスタジオでも、皆一様に「(原作者・出版社ともども) 嘘吐き」テンションだったことに強い違和感があった。

これに比べて、例えば STAP 細胞が (将来的にはともかく、現時点においては) 「おそらく存在しないのだろう」と、皆、勘づいているはずなのに、あくまで「グレーゾーン」的な扱いをしている態度とは、大違いというものだ。

これは、「被曝で鼻血」描写が「科学的に証明できない (STAP 細胞だって「仮説」レベルに戻ったのだけれど)」うえに「風評被害www」でフクシマやその周辺住民に実害を及ぼすこともある (から罪深い) ということなのだろうか。

いや、おそらく彼ら (『美味しんぼ』を批判しているすべての人間) は「貧乏人から死んで逝け」という近現代社会の「基本原理」に従っているだけなのだろう。


そう、原子力発電所が置かれている地域も、そこに残っている住人も (経済的な逼迫具合に程度の差こそあれ) 「貧乏」なのである。

そもそも、他に主だった産業があるなら、わざわざ原発など招く必要はない。それに例えば、世界中に別邸を持ち、飛行機で年中飛び回っているような人は (一般的な「遠くの故郷に対しての特別の郷愁」だってあるだろうが) 生活の拠点を一所に固執することはないはずである。

(もちろん、理不尽に故郷を奪われた人々が「いつかは彼の地に帰りたい」と望むのは人間として当然の反応であるし、その想いのチカラが大変強いものであるのは人類史から見ても明白なことなのだが)

仮に低線量の放射線による健康被害が歴然と存在するとして、その影響を「実際に」受けるのはフクシマにいる人間であるはずなのに、「差別www」「風評www」「国益www」などと囃したて、(結果的に) ウヤムヤにしてしまうのは、まさに「貧乏人から死んで逝け」という真意の裏付けではないのか。







ちなみに、この「貧乏人から死んで逝け」という要請が最も明確に示されるのは「戦争」においてである。

以前にも書いたかもしれないが、日本が戦争状態になったとき、例えば NaGIA や百田尚樹のような 年寄り 「大先生サマ」方が率先して戦地におもむき、愛国心に殉じてくれるというのなら喜んで応援でもなんでもしてやるところだが、実際はそうはならず、「貧乏な若者」のほうから順に死んでいくのだ。このことは地球上のどんな地域であっても変わりはしない。

そうであるのなら、「お金持ち」でも「年寄り」でもない、わたしたちのような立場の人間が、彼らの「気高い愛国主義www」に対して「NO!!」といってやることに、いくらかでもの間違いがあるのだろうか。

わたしは、わたし自身や友人たちが、わけのわからん「偶像」や「思い込み」のために死ぬだなんてゴメンなのである。

参考:お年寄りの Tweet 集


この先、日本が積極的に戦争を仕掛けるようなことはなくとも、外交的失敗から、なし崩し的に戦争状態になる可能性はある。当然そのとき、シンゾーが責任を取ってくれるわけでもない。

だいたい、ODA であれだけ「仲良くしよう攻勢」をかけていても、国際的な地位の変化によってカンタンに牙を剥いてくる中国のような例もあるのだから、いくら集団的自衛権を行使して他国に恩を売ったとしても、それほど実になるとは思えない。

そもそも、自国よりも同盟国の利益を優先するような国などあるのか。(「やらないよりやるほうがマシ」ということか)




関連記事
03:13  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sorrry.blog.fc2.com/tb.php/992-a83e228c

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |