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2013.03.09 (Sat)

ワイド画面で 浮かれた はなし-Writings

何気なしにココ「フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.57 ノベルゲーム制作入門其の3 : 久住女中本舗」のコメント欄(ページ下部)を見ていたら、あいはらさんが「NScripter はワイド画面にできる」と書いておられた。そのことばに興味を惹かれたので、すこし検索してみた。




まあ、答えがそのまま書かれていたわけではないが、どうやら「NScripter」の第二世代ともいえる「暫定アーカイブ XP 以降版」では、画面サイズを変更できるらしいことがわかった。

実際に確認してみると、更新による追加機能のなかに、「設定モード」として記述することで画面サイズを指定できると書かれていた。つまり「800x600」以上のワイド画面も「640x480」以下のミクロな画面も自由自在というわけだ。

この新機能の存在を知って、思わずテンションが上がってしまったというだけのはなしである。




それにしても、ワイド画面化について調べていくなかで、まだまだ「ワイド画面は不要」とする意見があることに気付かされた。上記リンクの道玄斎さんもそうだし、あるいは




などの著名な製作者・レビュアーからも否定的な声が聞かれる。まあ、数えるほどといえばそうだが、彼らの「声の大きさ」を鑑みると、決して無視はできないだろう。


ただ、個人的には「800x600」でも「狭い」と感じることはある。これは物理的な表示域としてではなく、「情報量の器」として充分ではないという意味。

例えば、背景とテキストだけのほんとうにシンプルなノベルゲームなら「800x600」の画面サイズであってもとくに問題はないだろう。しかし(直近の作品でいえば)『エイト・ストーリーズ』のような、洗練されたシステムやレイアウトで構成された作品となると、その画面内の「情報量の密度」の高さゆえに、どこか各々の要素がスシ詰めになっているかのような圧迫感を覚えることがある。「ドン・キホーテ」の店内をイメージしてもらえるとわかりやすいだろうか。

そういった「ちいさな窓枠に無理やり風景を押し込めた」かのような状況が解消できるのなら、ワイド画面も悪くはないと思うのだが、どうだろうか。

それに、高解像度の写真素材も多く利用できる昨今、せっかく「2000px 以上」もある写真素材を、わざわざ「800x600」「640x480」のようなちんまい画面用にリサイズするというのも、ちょっともったいないはなしだし。

(まあ、わたし自身が「閉所恐怖症」であるから、それこそ「ドン・キホーテ」のような狭苦しい場所にいくと、とたんに不安で息が止まりそうになることが、こういった発想に関係しているのかもしれないが)

もちろん「ワイド画面消極派」が指摘するさまざまな課題が残されていることも事実なのだが、しかし、それをなんとか解決していくこともまた「ものづくり」の醍醐味なのではないか。斜陽のノベゲを盛り上げていこうとしている側の人間が、どうしてその可能性を潰すような発言をするのか理解できない。既存の「ノベゲのイメージ」など、守ってどうする。

わたしたちは慣習の奴隷であってはならない。


もっとも、どちらかといえば、ウチの「XP さん」がワイド級の画面描画に耐えられるかどうかのほうが心配なのだが。『エイト・ストーリーズ』でもメモリ使用量がちょっとアレだったし。



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