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2012.10.14 (Sun)

「いらないひと」 だと いわれて たまるか-Hell in the mind.

フジテレビの「金曜プレステージ」でやっていた『ドルチェ / DOLCE』というドラマを観たが、ヒッドイはなしだった。


(このドラマを観ていない方、「なにそれ?」なうえにネタバレですみません)


義母に殺されてしまった「ほんとうの母親」は、ただ「周りからの要求に応えられなかった」だけであったように思う。

確かに、「幼い息子を虐待していた」という事実だけを切り取れば、それは「悪」であるのかもしれないが、あれはあきらかに精神的に追い詰められてしまった末の行動だったはずだ。それは特別な状況ではなく、だれにでも起こりえることである。

例えば、イジメられている学生が現実に耐えきれずに自死を選んだり、余命宣告された人間が「どうしてわたしがッ!」と取り乱すのとおなじ「混乱状態」にあったのだと推測するのは、それほど的はずれなことではないだろう。であるなら、彼女を押し潰そうとしていた「不安要素」を取り除く(あるいは、彼女自身も変わらなければならなかったのかもしれないが)ことさえできれば、母子の関係は充分に修復可能であったはずだ。

しかし、結果的に、やり直す機会を与えられることもなく「悪者」扱いのまま殺されてしまったうえに、義母と「母娘ごっこ」をしていた見ず知らずのオンナに「母親」の座まで奪われてしまうのだから、死んだあとまでサイアクすぎる。


なにか「イイ話」みたいな雰囲気で終わっていったドラマであったのだが、ほんとうにわたしには「いいたいこと」が良くわからなかった。

「真に子を愛するものこそが親になるべきである(「血は水よりも濃い」の否定)」とか「相応の理由さえあれば、他人を踏み台にして幸せになっても良い(生きている人間のほうが大事)」とかだろうか。

前者のように、いまだに「血統主義」に凝り固まっている日本人に舌を出すような意味があったのならおもしろいのだが、まあ「親子愛」の亜種、ただの人情話だろう。舞台(がわ)は「現在風」になっていても、中身は大昔からなにも変わらない、というような。嫌になる。



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