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2012.08.01 (Wed)

Erect-ric Parade-Hell in the mind.

わざわざ語ったり考えたり批判したりするだけの

時間と労力を割く価値のあるものではない
」というとき、

「わたしに考えさせたくない」のか、「自分が考えたくない」のか、

「見たくない」のか、「見るべき」なのか。


しかし、「先程 30円で買ったガム」の理由、その「なんとなく」の先を

夢想することこそ、「わたしという世界」を「編集」する作業である。



More ......



いわゆる「ラブコメ」と呼ばれるものが、「AV まがいのイメージビデオ」と同等のものになっている、ということは理解できる。

「イメージビデオ」で重要なのは視聴者の「劣情」を掻き立てる「表面的な造形」や「(演出としての)シチュエイション」であり、そこには、出演している「モデルさん(タレント、アイドル、その他もろもろ)」の人格や人間性が入り込む余地はない。

ただ、「イメージビデオ」はいちおうタイトルで「主演するモデルさんの名前」を冠しているのだから、最もフォーカスされているのは「モデルさん」であって、「撮影場所」や「シチュエイション」は、彼女らを引き立てる二次的なものに過ぎない。

しかし「ラブコメ」ではむしろ、「シチュエイション」が最もフォーカスされるべき要素になっている。重要なのは、連続する「刺激的なシチュエイションで発生するイベント」であり、そこに登場するキャラクタは「役割を振られた記号」以上のものではない。

つまり、「ラブコメ」における「美少女」というものは実は、代替可能な「二次的要素」でしかなく、ただ、表面的な造形美を備えていれば「なお良い」というだけなのである。


まあ、むしろ「美少女」が「魂のない偶像」であるからこそ、視聴者が好き勝手に「(各々が心地よいと思える)ファンタジィ」を乗せられるのかな、という気もするが。

そしてそれが「美少女」の「存在しない価値」であるようにも思える。「美少女」を愛でることで実は、「自分自身」を愛でているのだと。

……それ、どっかで聞いたな。と、セルフツッコミ。




『この中に 1人、妹がいる!』がスゴイのは、登場人物全員が「くるくるパー」なところだ。

いくら「ラブコメ」といえども、ひとりくらいは常識人というか「(実はあるかは別として)あたま良さげなことを言う」人物がいても良いと思うのだが、しかし、どいつもこいつも揃いも揃って「バカばっか」なのである。

そのせいなのかは知らないが、この作品には「コミュニケーション」というものが「存在していない」。もちろんキャラクタ同士で「会話らしきもの」はしているのだが、皆、自分の言いたいことしか言わないし、相手のはなしはろくに聞いていないしで、とても会話が噛み合っているようには思えない。

それでも、なんとなく成立しているように見えるのは、登場人物の中心にいる主人公が「くるくるパー」……正しくいえば、常に「受動的」だからである。

要は、主人公が周りの「奇行」をクッションのように受け止めているから破綻していない「ように見える」のだ。主人公が能動的になるのは「美少女」の「(作品世界における)恋愛スイッチ」を入れる「イベント」のときだけである。(このように、受動的にアプローチさえすれば恋愛が発展していくのもまた、「美少女」が「魂のない偶像」である証左だといえる)



そもそも、作品の設定自体が多分に「幼児的」だ。主人公が大企業だかの跡取りというのは「むかしむかし」の「王子さま」のようであるし、まともな「人格」も備わっていないはずの登場人物たちが、やたらと「結婚、結婚」と喚きたてているのも、まるで幼稚園児のような稚拙さだ。

幼稚園児が「結婚」を口にするのは、最も身近なロールモデルである両親の関係性を「表面的に」なぞった、最大限の「愛情表現」であろうが、そんなこどもたちも、やがてすぐに男女の関係性の「段階」を理解して、結婚をある種の「夢」として棚上げしてしまう。(まあ、代わりに「恋愛」がおなじ位置に収まるだけなのだが)

そういう「現実への適応」のようなものが、この作品の「美少女」たちには欠けているのだ。


例えば「幼少時代の想いを抱き続けている少女」という「いつものヤツ」が出てくる。別に「ぜったいにありえない!」と断言できるわけではないのだが、しかしこの「pureness」にはどこか、「時間経過」や「成長」を無視した「非現実性」が感じられる。

まるで、幼少時代からいきなり「Time Jump」をしてきたような印象である。これもすべて「人格の欠如」からくる「違和感」なのだが、「ラブコメ」がどういうものかを考えればいたしかたないのかもしれない。というか、そもそも「答え」はすでに出ているのか。(そういえば作中、「新婚生活のシミュレーション」めいたことをするシーンがあったのだが、これも完全に現実感を欠いた「おままごと」っぷりだった)



まあ、要するに、この作品のファン(いるのかどうかしれないが)は、幼児レベルまで「退行」したものでなければ「笑い」にならないし、「安心」もできないのかもしれない。そういうことだというのなら別に良い。「厳しい現実」を廃した「テーマパーク的世界観」でまどろんでいたい、という「願望」を厳しく難じるつもりもない。

だが、その一方であからさますぎる「エロ(といっても 10代の「妄想」みたいなものだが)」も確保しておきたい、という都合の良さ、その「悪魔合体」の様相が「キモい」のだといえる。(ただ、この「エロ」も「成熟した女性性」というより「小児愛」に近いものを感じるのだが)




まあ、『スプラウト』も別の意味で「ギャー!www」ってなるけどねwww それにしても今期のドラマ(大小問わず)ってジャニーズ多すぎだよなwww



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23:52  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(1)

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 |  2012.08.03(金) 13:17 |  |  【編集】

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